投資の考察

目指すは投資か投機か?

こんにちは、みゅうチャです。
みなさんの投資目的はもちろん資産を増やすことですよね。

ならばやるべきは投機でしょうか?
短期で実現したいならば、それしか道はないと思います。私も以前はその傾向が強かったのは否めません。

2010年頃のある日、当時はもの凄いボラティリティの高かったサイバーエージェントでエントリーし、1~2日で25万円くらい利確したことがあります。気を良くした私は、数日後の下がったところで再度エントリーしました。すると、みるみるうちに逆方向へ動き、慌てて損切りした時にはマイナス30万円にもなっていました。

棚ボタ的に得た利益でしたのでそれほどの喪失感はなかったものの、これほどあっという間に失うとは、恐怖しか感じませんでした。

次に向かったのはFXでした。当時の400倍というレバレッジに惹かれたのです。1万円で400万円分もの通貨が操れるにも拘わらず、損失は1万円限定(実際にはさらに損失を加算して引き落とされたこともあります)というのが魅力でした。まさに投機ですね。

よく聞くとおりに、私も利小損大で何度となく退場させられました。センスがない、と言われればそうかもしれませんが、同じような経験をされた方が圧倒的に多いのも事実です。

結局、私は投機を諦め、数株を10年近くも塩漬けで保有し続けるだけとなりました。

コロナで事業が打撃を受け続けている現状で投資を再開した私はまた投機を始めるでしょうか?今は否です。

確実に資産を増やそうと思った場合、まず元手を減らすことは厳禁だからです。

割合で考えれば簡単です。100万円を2倍の200万円にするにはもう100万円、つまりは倍に増やせばいいだけなのですが、もし損失を被って元金を50万円まで減らしてしまった場合、200万円まで増やすにはなんと4倍も利益を出さなければならないのです。完全に複利効果の逆になってしまい、達成の難しさは跳ね上がってしまいます。

みなさんもなるべく低リスクを心掛けて、市場を生き抜いて下さい!生き続ければ、いずれ技術を身に着けることが可能です。

さて、次回は『儲けられない心理の考察』をお届けします。お楽しみに。

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